ハラスメント
引っ越しを何回しただろう。 少なくとも9回は、している。 南は沖縄那覇、東は東京。そしてぐるぐると大阪北部を引っ越している。 人には気質やうまれもってのその人なりの性格もあるだろうけど、その地域で育ったからのものの見方・考え方が影響しているな…
話をすると、その人の意見には反対(「意見が違う」も含めて)だが、その人を信頼はできる・・・そういう人を思いうかべることができるだろうか。 信頼している人が「それを言うのは(やるのは)マズイよ」ということを行動化したときに、「それはマズイ」と…
2021年6月26日(土)13:00~16:00、オンラインで「最強の素人ゲートキーパー(生きる人を支援する人)になる! 入門講座」をNPO法人日本ゲートキーパー協会TOKYOの理事である森本美花さんをお招きして開催した、その一部を紹介したい。 まずは「ゲートキー…
今日、12月10日は「人権デー」 世界人権宣言が、1948年12月10日の国連総会で採択されたことから、毎年今日が世界人権デーとなりました。 世界人権宣言が採択されて、72年。 2020年はコロナが世界を席巻する中、これまで以上に人権が脅かされる出来事も起こっ…
2020年7月1日、いつもより少し遅い発表でしたが、令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況(パワハラ等、厚生労働省管轄労働基準監督署、労働局に相談があった件数)が発表されました。 例年、いじめ・嫌がらせは増加傾向にありましたが、最新の数字は87,5…
2020年6月1日、今日からパワーハラスメント防止措置が義務化されるなど、ハラスメントにかかわる法律が施行、改正されました。 通称「パワーハラスメント防止法」の正式名称は「労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する…
2019年6月16日(日)京都華頂大学において開催された「アサーション・フォーラム2019京都」、テーマ別ワークショップの1つとして脊尾大雅さんが実施してくださったプログラムをアップデートし、今回オンラインで開催することとなりました。 「労使は真に対…
2019年10月21日(月)に開催された「第20回労働政策審議会雇用環境・均等分科会」の配布資料「職場におけるパワーハラスメントに関して雇用管理上講ずべき措置等に関する指針の素案」が厚生労働省から公表されました。 https://www.mhlw.go.jp/content/11909…
今年もあと3か月ですね。そろそろ来年の手帳が出回る季節。 今年の初めに思い描いていた「自分の姿」と実際をふりかえると・・・新しくチャレンジしたこと、繰り返したことがある中で潮目を感じることがありました。 1つがハラスメントの動向です。 いよい…
2019年6月26日、厚生労働省から「平成30年度個別労働紛争解決制度の施行状況」が発表されました。 すべての労働相談件数は1,117,983件と、11年連続100万件超え。 いじめ・嫌がらせの相談は82,797件で過去最高(前年度比14.9%増)。 2018年は元財務省官僚、…
最近感じていることに、ハラスメントにまつわる言葉の選び方があります。 「ハラスメント撲滅」「ハラスメントをゼロに」「ハラスメント防止」という表現は、 「ちょっとしたこと」「ちょっとした不快感」を封じてしまうような気がするのです。 「ゼロを1に…
今日は平日の年度末。 2018年度、お世話になった方々に感謝しつつ、新たな時代の始まりに向け、今日感じていることを言葉にしてみたいと思います。 2018年はハラスメントの話題が途切れませんでした。 スポーツ界、政界、一般企業では炎上事件が後を絶たず、…
2018年10月26日(金)10:30~12:00、京都明倫こども広場さん主催の「自分も相手も大切にするコミュニケーション~いい関係をつくるためのヒントを探そう」講座を担当させていただきました。 当日は、参加者のママさん7名、こどもさん3名、見守りスタッフさ…
職員数約3000名の医療法人の管理者の方全員を対象にしたハラスメント研修を担当させていただきました。 5回に分かれて実施した今日が最終日。 組織のトップである病院長をはじめ、すべての職種の管理者の方が一同に集まっていただく貴重な機会です。 話し合…
2018年9月27日(木)19:00~21:00、大阪本町のフューチャー・ファシリテーションカフェで「ハラスメント対策を考えるツールづくり・ワークショップ」を開催しました。 初めて企画のハラスメントにかかわるワークショップですが、遠方からもご参加いただき…
広告代理店・電通に勤めていた女性新入社員の過労自殺は、多くの問題を浮き彫りにし、影響を与えています。 日本企業における「働き方」を改めて考え直す大事な機会。 仕事の質や量が変わらない中でどんな対策、改善ができるのか、それぞれが困り、どうすれ…
2017年(平成29)1月1日から、育児・介護休業法、男女雇用機会均等法の改正とセクハラ指針に追加して明文化される内容があります。 ここ数年特にマタニティハラスメントやパタニティ(父性)ハラスメントといった「妊娠・出産、育児休業、介護休業等を理由と…
「指導のつもりがつい怒鳴ってしまった」「部下は言うことを聞くのが当たり前と思っていた」 管理職のみなさん、こんな経験ありませんか? しかし、これでは済まされません。 今、管理職・リーダーの言動が「パワーハラスメント」に当たるかどうかの基準は益…
NPO法人 日本経営倫理士協会様の戦略セミナー・第6弾として「新タイプのハラスメント予防・向上セミナー」に登壇させていただくことになりました。 企業の不祥事・不正が相次ぎ、経営倫理の確立・実践普及が急務となっている現在、この重要課題に対応するス…
「問題のあるレストラン」をご覧になっていましたか? 3月末で終了したドラマで、セクハラを真正面から取り上げていたものです。 様々な言葉のセクハラ、行動のセクハラ・・・これでもかというくらい、頻繁に出てきました。 中にはリアルすぎて、笑えない、…
今日は、ハラスメントに関する情報、判例、対応のブラッシュアップの日。 弁護士さんの判例の話では、ここ2年間で裁判例集(これは参考になるだろうと判断されたものを集めたもの)に掲載されたセクシュアル・ハラスメントとパワー・ハラスメントだけでも約2…
現在、私の仕事の5割が「ハラスメント防止研修」です。 この時季だからなのか、理由ははっきりしませんが、何しろ「パワーハラスメント」への教育研修の機会が多いのです。 「パワーハラスメント」の定義とは(厚生労働省ワーキンググループ発表) 同じ職場…
「心から分かり合えないんだよ、すぐには」 これは演出家の平田オリザさんの言葉です。 「分かりあえる」ことを前提に物事を進めれば、苦しくなることがある。 時に排他的になることもある。 そこにハラスメントが起きたりします。 「すぐには分かり合えない…
自分の行動に責任を持つことは、当たり前だが、難しい。 自分が感じたこと、考えたことを行動に移すか移さないかを決めるのも自分。 そして、行動に移したことで起こる様々な状況を受けとめなければならないのも事実。 自分の直感や正直な気持ちを優先すると…
厚生労働省から、パワーハラスメントの定義が昨年発表されました。 「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為をいう」 「優位…
パワーハラスメント、いじめ、嫌がらせ・・・どれも心地よい言葉ではありません。 以前、相談員をしていた時には、毎日のように相談がありました。 1 身体的苦痛を与えるもの 2 精神的苦痛を与えるもの 3 社会的苦痛を与えるもの 2では ・人前で、「バカ…
平成22年度大阪労働局・個別労働紛争相談件数21661件のうち、いじめ・嫌がらせは2657件、約1割を占めています。 あっせん申請537件のうち、いじめ・嫌がらせは76件、13.7%というデータが公表されています。 このような相談は労働局のみだけでなく、大阪府…
平成19年4月に、男女雇用機会均等法が改正され、男性もセクハラの対象となりました。 しかし、今でも圧倒的に女性・・・特に、子どもを抱えて生活している女性、退職すると次の仕事に不安を抱える女性など、弱い立場にある女性が被害者となることが多いの…