オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

裁判例を使って人間関係のトラブル防止策をアサーションの視点から考える

 2019年6月16日(日)京都華頂大学において開催された「アサーション・フォーラム2019京都」、テーマ別ワークショップの1つとして脊尾大雅さんが実施してくださったプログラムをアップデートし、今回オンラインで開催することとなりました。

 「労使は真に対等な立場にあるのか?」~企業でアサーションを伝えるときにポイントになる言葉です。実際にあった裁判例を使って、事例に対して問題解決と問題発生の未然防止策をアサーションの視点から考えます。
 今年6月施行の通称パワーハラスメント防止法にも触れながら、「労使双方が持っている正しさ」とどう折り合うか、相互尊重の視点を持つことで何ができるのか、対話を通して探求を試みます。今まで前提として持っていた考え方ではないものを見つけるヒントや、お互いが分かり合うための歩みよりの行動を創造するなど、多様な気づきがうまれることをゴールとしています。

アサーション・フォーラムでのアンケートから】

  • 双方の立場から、自他尊重というアサーションの可能性はとっても大きいな~と思いました。
  • 余白が大切、そこから、という言葉が印象に残っています。
  • 自他尊重とはどういうことなのか、対話で深めることができました。個別対応、アサーションの枠を超えて可能性を見つけること、共鳴しました。
  • 歩みよりの大切さと同時に、理想郷の実現のためにコミュニケーションをとること、不完全な人間同士だからこそ、コミュニケーションを取って、その是正をする努力をする必要があると感じました。
  • 思いきり相手の側に立った解決策を考えるのは、考えの幅を想像するとてもよいトレーニングになりました。
  • 自他尊重を具体的に考えることが難しく楽しかったです。
  • 課題解決だけではなく、理想とする「自他尊重のあるべき姿」からアプローチする考え方、Doではなく、Beを大切にすることが心に残りました。
  • アサーションは歩みよりのためのスキルとしてだけでなく、クリエイト、創造していく関係づくりと、どんどん居心地のいい関係になれる可能性があること話し合いの重要性、お互いを認め合うことの重要性、それを元に先を創造することの楽しさが感じられてよかったです。
  • 「歩み寄り」に限界を感じたときに、どうするか「余白」を埋めるためのワークが印象的でした。日頃、目先の課題解決にばかり目を向けがちですが、根本にある自他尊重を意識できるようにしようと思いました。
  • 「正解はない」ということを自分の胸に刻みました。企業と労働者の間に立って、常に正解を求めようとしていた自分に気づきました。

日時:2020年7月11日(土)14:00~16:00(zoomを使ったオンライン)
☆ お申込みをいただいた方に、後日zoomアドレスをお送りいたします。
☆ ZOOMに慣れていない方は、以下の接続テスト用のページで「オーディオのテスト」「カメラのテスト」を行うことができますので、事前に接続のテストをしていただけたら、安心かと思います。
ZOOM接続テスト用のページ⇒ https://zoom.us/test

ファシリテーター:脊尾大雅さん
秋葉原社会保険労務士事務所代表
精神科ソーシャルワーカー、外部EAP機関を経て、2016年同事務所開設。
10,000名を超える企業に関与するほか、2017年より私立中学校でアサーション・トレーナー、2018年には小学生にアサーションの授業を実施。

参加費:3,000円


お申込みはpeatixからお願いします。
https://20200711-assertion.peatix.com/

 

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