オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

研修事例

オフィス今岡では、のべ450社、受講者9,000人に研修やワークショップを実施してきました。特に医療法人・地方自治体など行政機関での研修が豊富です。下記に事例を一部紹介いたします。

 

[医療法人]

研修名

人数

概要

事例で学ぶ管理者のためのハラスメント研修

20人

組織でのハラスメントを予防するために実施した1日研修。経験が豊富な管理者に自分事として具体的に考えてもらえるよう、研修担当の方と相談し、実際に起こった事例をアレンジして検討を行いました。

スタッフのためのハラスメント研修

60人

職場におけるハラスメントを予防するために30名ずつ2回に分けて実施した1日研修。一般職の方々がハラスメントの知識を更新し、当事者・傍観者にならないために何が大切かを話し合いました。コミュニケーションスキルの1つとして、相互尊重の自己表現=アサーションを紹介しました。

新入職員接遇研修

70人

650床を有する基幹病院に入職する職員に社会人としての心得、マナーの基本を身につけてもらうための半日研修。研修医から事務職員まで一同がそろう場であり、同期の絆がうまれるよう意識して実施しました。

 

 

地方自治体など行政機関]

研修名

人数

概要

チームビルディング研修

10人

ワークショップ形式で、要の存在となっている中堅職員の方々に向けて実施した1日研修。職場や家庭でコミュニケーションを円滑にするためのヒントをアサーションの考え方とスキルも交え、わかりやすく体験してもらうことを意識して実施しました。

OJT/職場づくり研修

50人

管理者として昇格された方を対象に、指導する上でのコミュニケーションや公務員倫理の事例検討を交えた1日研修。グループワークを通して、“話す”と“きく”体験からの気づきが促進されるよう実施しました。

個人と組織を守る!

ハラスメント予防研修

50人

県立病院の看護部長・次長の方々に、ハラスメントを予防する職場環境を考えるための半日研修。ハラスメントにかかわる知識を更新し、対話を通して実践につながる内容が共有できるよう意識し実施しました。

 

[企業・大学等]

研修名

業界

概要

チームビルディング研修

精密機器メーカー

約30人の中堅社員の方にワークショップ形式で実施した1日研修。日常に役に立つコミュニケーションとして、アサーションをわかりやすく体験してもらうことを意識して実施しました。

リスクマネジメント・セミナー

 

国立大学法人K大学

約20人の大学教職員と大学院生の方に向け、リスクマネジメントの一貫としてアカデミック・ハラスメントのない環境を考える半日セミナー。ロールプレイを交え、自らの言動を点検する機会となるよう意識して実施しました。

リーダーシップ研修

職業訓練協会

約20人のリーダーが支援型リーダーとして大切な視点を学ぶ2日間研修。講義と実習体験、ふりかえりを繰り返すことで、実践につなげられるよう意識して実施しました。

 

 

研修の特徴とメリット

  1. ハラスメント対策はリスクマネジメントの一貫であり、誰もが働きやすい職場環境を整え、人権を尊重する組織風土をつくること、つまり「個人と組織を守るための取組」であることが具体的な事例も豊富で分かりやすい。
  2. ハラスメントにかかわる法律的な知識も更新ができ、とりわけ管理者として対応を考えるうえで自信につながります。
  3. 自分も相手も大切にするコミュニケーション=アサーションは人権尊重という考え方に裏打ちされた技術として、日常のどんな場面でも人とかかわるときのヒントになります。
  4. 研修プログラムは、「実習を体験した」だけに終わらせない工夫がされています。「体験を学びにしていく方法」によって、自らが必要になったときに使える学習方法を体験できます。
  5. 講義を聞くだけの一方通行の学習スタイルではなく、参加者同士が学びあうワークショップ形式を取り入れ、相互作用によってその場にいる全員が豊かな学びを創造する主役となります。

  

 

受講生の声

  • 「講義を受けるだけでなく、体験型のワークが多かったので、身に付きやすかったです。様々な立場や職場の人を交流でき、普段意識することのない自分のコミュニケーションの方法を改めて見直すことができた」(40代男性/管理職・地方自治体)
  • 「いつも人の話ばかり聞いて終わりになるが、自分の意見も述べて相手に分かってもらう、理解してもらうことの大切さを学んだ。“自分も大切にする”という観点を得た」(30代女性/スタッフ・医療法人)
  • 「具体的な事例を取り上げて、グループワークで同じ立場の方の意見を聞けたことがとてもよかった。管理者とスタッフ、どちらも抱える悩みがあり、共感することが大事だとわかった」(40代男性/管理者・医療法人)
  • 「医療従事者としてプライバシーに踏み込むことがあるため、相手への配慮やマナーを守ることと、この病院の職員として人道的な行動を日常生活でも心がけることが大切だと思った」(20代女性/新入職員・医療法人)
  • 「自分の気づかなかった視点に気づけた。自分が意見をよく言う方か、ちゃんと他の人の意見を聴けているかを認識できた。アサーションは対市民、対職員と相手に関わらず、全ての人に有効だと感じた」(30代男性/中堅職員・地方自治体)
  • 「自分自身のくせを客観的にワークすることで、普段の指導時の傾向を見直すことができた。前向きに考えられるよう、研修によって元気をもらったように思う」(50代女性/管理職・地方自治体)
  • 「コミュニケーションは皆が苦労していることがわかった。自分が発言することで、相手の発言を制してしまっていないか、発言を促されることを待っている人がいないか等、自分の権利、相手の権利を互いに尊重することに気を配りたい」(40代女性/一般職・精密機器メーカー)
  • 「リーダーシップは目標達成に向けて発揮されるものだと思っていたが、チームの関係をよりよくしていく機能もあることを知った。ちょっとした言動がチームの関係性に影響を与えることも理解できたので、学んだことを現場で実践してみたい」(30代男性/チームリーダー・製造業)