オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

コミュニケーション

アサーションを学ぶ意味を確かめながら、続けるということ

2023年のアサーションの勉強会(月に一度)が12月13日に終了した。 2018年からスタートしたこの勉強会を運営して丸6年。来年は7年目に入る。 今年はのべ人数で145名、ここまで871名の方とともにアサーションについて学んできた。 各月チームに分かれて、やり…

2022年2月20日「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」の記録

2022年2月20日に開催した「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」セミナーの記録の編集を続けてきた。やっと最終稿を仕上げるところまでたどり着いた。 「冊子にする」ことを平木先生から提案いただき、取り組み始めて一年半という時間がかか…

非言語だけで判断しない、ちゃんと聞いている人がいる

普段、仕事で大学生とかかわることはめったにないことなので、大学生に話すとなるとめちゃくちゃ緊張感が高まる自分がいる。 みんな寝るんじゃないかとこわくなる。 「自己表現」の授業なのに・・・話すことに不安と緊張をかかえて、立つ。 大学生はある意味…

卒業おめでとう~自分らしく生きていいよ

年度末が近づいていると感じる光景の1つは、学生の動きが活発になることだ。 ついこの間まで駅のプラットホームで、教科書や参考書を片手に試験勉強をしている姿だったのが、今日はあちこちでスイートピーやガーベラという華やかなブーケを手にした制服姿を…

アサーションを学び続けるコミュニティの存在は栄養源

アサーションを学ぶコミュニティを運営して4年半が経つ。 きっかけは2018年6月の平木典子先生の講演を大阪で開催したことに始まる。 学びたい人が大阪梅田グランフロントに集まり、少人数ながら継続してきたが、2020年のコロナ禍で対面形式からオンラインに…

望む姿(ありよう)を実現するには

対面での研修が戻ってきている。 一方で、一緒に仕事をした人が感染し、一週間は体調に気をつけるようにと関係部署から日曜夜に注意喚起の電話が入ることもあった。 間違いなく、人の動きが活発になって、感染症への対策を取りながら日常生活を取り戻してい…

2022年のはじめにあたり

明けましておめでとうございます 2022年のはじめに、ご挨拶申し上げます。 2020年から世の中はもちろんのこと、自身の生活も大きく変化することになりました。 対面でのお仕事は中止になり、オンラインスタイルが制限ある中で定着し、かかわっているコミュニ…

ナラティヴとアサーションにふれる、語る、きく~国重さんと平木先生をお招きして

家族療法の流れを汲んだナラティヴ・セラピーに魅力を感じ、学ぶ人が増えているようです。学ぼうとしている方が活動する領域はカウンセリング、心理、キャリア、教育、医療、福祉、産業、行政、司法など多様で、どのような領域でも共通する大切な姿勢がナラ…

アサーションを協働しながら学んできた2021年でした

2018年の平木典子先生のご講演を機にスタートしたアサーションを学ぶコミュニティ「もっとアサーティヴにいきたい会」は、12月1日に今年最後の勉強会でこれまでの参加者がのべ525名になりました。 最後の勉強会では、チームとして協働して取り組んだ経験、一…

アサーションを学ぶコミュニティ、参加してくださった方はのべ500名をこえました

2018年6月大阪で開催された平木典子先生のご講演を機にスタートしたアサーションを学ぶコミュニティ、「もっとアサーティヴにいきたい会」は2021年11月3日の勉強会で参加してくださった方々がのべ507名となりました。 2018年、2019年は対面での勉強会でした…

自分の望みを実践する、そのタイミングが訪れている

伝わってくる感染者数が激減し、慌ただしく選挙が始まり、日常生活が戻ってきているように見える。 電車も、街中も、仕事場も、間違いなく人の動きは活発になっている。 それでも目をこらすと、街の景色が変わっているのに気づく。店や会社が変わっている、…

誰かと話す時間を取り戻す~9月30日という日に

話をすると、その人の意見には反対(「意見が違う」も含めて)だが、その人を信頼はできる・・・そういう人を思いうかべることができるだろうか。 信頼している人が「それを言うのは(やるのは)マズイよ」ということを行動化したときに、「それはマズイ」と…

話し手を中心に置き続ける~ナラティヴと出会い、知ったこと

「相手の話をきちんときく」というのは、「自分の気持ちをきちんと伝える」ことと同じくらい難しいものだと感じる出来事が続いた。 それは人の話を聴くことを専門(仕事)としている人であっても。 もしかしたら、だからこそ難しいのかもしれないが。 自分は…

生きる人を支援する人~「ゲートキーパー」その入口に立ちました

2021年6月26日(土)13:00~16:00、オンラインで「最強の素人ゲートキーパー(生きる人を支援する人)になる! 入門講座」をNPO法人日本ゲートキーパー協会TOKYOの理事である森本美花さんをお招きして開催した、その一部を紹介したい。 まずは「ゲートキー…

「オープンダイアローグ」と「リフレクティング」

「オープンダイアローグ」という言葉は聞いたことがある。 関連する本は何冊か読んだこともある。 その程度だった。 昨日読んだ「感じるオープンダイアローグ」森川すいめい著/講談社現代新書は、涙をこらえるのがちょっと大変な本だった。 そんな本と出合っ…

日本アサーション協会の再出発に寄せて~平木先生の言葉から

お互いを尊重するコミュニケーション=アサーションの考え方とスキルを広く、長く伝えてこられた平木典子先生が代表をつとめられる日本アサーション協会のホームページが新しくなりました。 そこには、設立趣旨として以下の内容が明記されています。 「日本…

令和元年度のパワハラ等相談状況が7月1日発表されました

2020年7月1日、いつもより少し遅い発表でしたが、令和元年度個別労働紛争解決制度の施行状況(パワハラ等、厚生労働省管轄労働基準監督署、労働局に相談があった件数)が発表されました。 例年、いじめ・嫌がらせは増加傾向にありましたが、最新の数字は87,5…

「本」にまつわるトークセッションと、「本」がつくりたくなるかもしれない講座開催

「本にまつわるアレコレを知るトークセッション~編集者にたずねてみよう」Part1 川嶋直さんの「KP法~シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」でおなじみのみくに出版で、昨年まで代表取締役でいらした安修平さんをお招きしてのトークセッションとプロ…

「リ・スタートのためのワークショップ~人間関係を紡ぎ直すときに」実施しました

2020年5月3日(日)10:00~12:30 zoomというオンラインツールを使って、「リ・スタートのためのワークショップ~人間関係を紡ぎ直すときに」を実施しました。 沖縄、奈良、大阪、兵庫、愛知、神奈川と、オンラインならではのメンバー構成。 最初に何故この…

夏の終わりに「知識とスキルを磨く講座とセミナー」いろいろ受付中です

今晩は京都五山の送り火、夏の終わりを感じる風物詩です。 https://www.kyokanko.or.jp/okuribi/ 明日から仕事再開の方も多いと思います。 秋に向けて、新しいスキルを身につける行動を起こしてみる、今年からスタートのマイナンバーとストレスチェックの基…

自分に贈る2つのワークショップ! 12月21日はヨガと声・23日は写真とコミュニケーション

12月21日(日)9:00~12:00は、 「ヨガと声のコラボワークショップ」 大阪:西中島南方 12月23日(火祝)13:00~16:00は、 「オトナのためのフォトコミュニケーション・ワークショップ」 大阪:中之島 2014年、頑張った自分に贈るプレゼント、 …

速報!9/28赤羽さん講座残席8、12/6川嶋さんKP+参加型コミュニケーション講座決定

文章って、その人となりが表現される・・・そんな気がしませんか? その人の文章のリズムや言い回し・・・そう言えば、あの人はこんな話し方だったな、なんて。 あたかもその人が話しているような文章になっていたりしませんか? クセがあるんです、文章にも…

リーダーは、コミュニケーションの苦手意識を理由に対話を避けてはダメです!

最近気になることの一つが、若手に限らず、管理職・リーダーの方も「コミュニケーションが苦手」と話し合いの場を避ける方がいらっしゃるということ。 「相手の目を見て話す」 「こちらから声をかけて挨拶する」 「丁寧な振る舞いをする」 人と人が相対する…

話を聴く時、話す時は、相手の顔(目)を見る~笑顔とあいづちを添えて

顔(目)を見て聴く、顔(目)を見て話す・・・これだけでも、間違いなく職場の雰囲気が変わります! 研修の最初に自己紹介をします。 参加者に目を向けると、資料に目を落としている方、腕を組んでそっぽを向いている方、違うことを考えているのが明らかな…

未来と自分をつくる~8月初日

エリック・バーンの言葉で、大好きな言葉です。 「過去と他人は変えられないが、未来と自分は変えられる」 対人関係で悩んだ時は、この言葉を思い出します。 自分が変われば、相手へのかかわり方も変わる・・・コミュニケーションは、自分と相手との対話。責…

指導者になるということ

OJT指導者の方々への研修があります。 指導者は、新入社員、新任職員の不安を、一日でも早く取り除くという役割が求められます。 指導者に選出された方々は、日常業務に手いっぱいという階層の人であることが多いのが事実。正直なところ、負担感がつのるのが…

104時間の学びとは・・・

コーチングを学んだ時間が、104時間になった。 一昨日、修了証をいただいた。これからが本当のスタート。 昨年から通った五反田と青山。 体調を崩さず、仕事も仕事以外も楽しみながら、ここまで来れたのは家族と仲間と自分の意志があったから・・・ 全ての人…

指導者と共同で、良いところを発見する・・・

先日の研修で、配属後、半年経った新入社員と指導者が共同で、新入社員の良いところを発見するというワークを行っていただきました。 指導者の方々は、あっという間に、さあ~っと書き出されました。 見守ってくださっているという実感を感じることができた…

聴くこと、訊くこと

コミュニケーション研修で必ず学ぶ、3つの「聞く」「聴く」「訊く」 「聞く」は、自然に音が耳に入ってくる「きく」 「聴く」は、耳や目や心を使って、全身でしっかり相手を受けとめる「きく」 「訊く」は、相手の気持ちを引き出す質問をする「きく」 相手…