オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

アサーションを学び続けるコミュニティの存在は栄養源

アサーションを学ぶコミュニティを運営して4年半が経つ。

 

きっかけは2018年6月の平木典子先生の講演を大阪で開催したことに始まる。

学びたい人が大阪梅田グランフロントに集まり、少人数ながら継続してきたが、2020年のコロナ禍で対面形式からオンラインに開催方法を変更。関西中心だったメンバーが一気に全国区になった。東京、名古屋、福岡に住むメンバーが加わって、オンラインも辛いことばかりではないことを実感するという嬉しい出会いを経て、関係づくりの実践を試みている今がある。

 

ふりかえると、延べ726名の方とともにアサーションを学んできたことがわかった。最初は個人がいろいろと工夫したプログラムを実施してきたが、オンラインになってからは担当月を決め、チームづくりから協働を試みている。

2022年も多様なテーマで、工夫をこらしたプログラムを展開するものの、そこには大切にしたい目的が存在する。

「相互尊重の実践の場をつくる」ことがわたしたちの目的。それに賛同してくれるメンバーを毎年募集し、こじんまりと、その人らしくいられる場(コミュニティ)を目指している。

昨日、今年の最終回を迎え、こじんまりと全員の豊かな物語を聴きあう2時間となった。

働く現場で、家族との関係で、さまざまな悩み、葛藤、対立、ストレスなどを有しながら、日々暮らしている一人ひとりがアサーションの視点で今年をふりかえると、アサーションを知らなかったら、他者(メンバー)の話を聴かせてもらわなかったら・・・気づかなかったし、気づけなかったことがある、と。

話すことと聴くことから成り立つアサーションは知れば知るほど、奥が深い。

2023年のメンバー募集が始まる。

どのような方と出会えるのかというワクワク感と、今年に続けてともに学ぼうと意思をもって参加してくれるメンバーがいてくれることが運営をしていくチカラになる。

これからも考え続け、学び続けるだろう、このコミュニティの存在が私にとっての栄養源である。