OJT指導者の方々への研修があります。
指導者は、新入社員、新任職員の不安を、一日でも早く取り除くという役割が求められます。
指導者に選出された方々は、日常業務に手いっぱいという階層の人であることが多いのが事実。正直なところ、負担感がつのるのが本音でしょう。
それでも、後輩のため、組織のため、自分のために、引き受け、今までに自分たちが先輩から教えてもらったことを伝えていこうとされています。
「うまくコミュニケーションがとれるだろうか」
「周囲のサポートは受けられるのだろうか」
「自身の仕事と両立していけるだろうか」
指導者の方々にも、様々な不安があります。
これから指導者になる方、指導者を支える上司、先輩の方へのお願いです。
どうか組織全体で、人を育てる風土と環境を醸成し、指導者一人に任せきりになることのないように・・・協力体制をしっかり作って、フォローとサポートをお願いします。
組織で働く期間は、定年があるので、上限は決まっていますが、経験の幅に限度はありません。
指導者としての経験は、自らの仕事を見直すことができる、他からの信頼を得ることができる、自身の可能性を広げることができる・・・という、新たな気付きも生まれます。
指導者という経験を、どんな経験にしていくか・・・楽しみですね。