オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

サービス内容

研修・講座・ワークショップ

 

1.  アサーション自分も相手も大切にするコミュニケーション

 「自分も相手も大切にする」とは、どういうことなのか。知りたい気持ちが「アサーション」という考え方に出会わせてくれました。
 コミュニケーションはキャッチボールと言われます。キャッチボールを続けるには、ボール(言葉)を選び、投げ方(伝え方)を吟味します。「独りよがりの表現で、言いたいときに言いたいことを言う」のでは、相手に受け取ってもらえないことがあるからです。アサーションにまつわる人権はたくさんありますが、代表的なものが誰もが「自分の意見を表現していい」ということ。しかし、なかなかうまく伝えられない(ボールを投げられない)ことも多く、私もたくさん人を傷つけ、傷ついてきました。それはまさにドッジボールのようでした。

 アサーションは生き方、ありようなのではないかと思うのです。自分らしく生きることを大切にしたいと思う方は、相手の生き方も尊重しようとされます。お互いを尊重しようとする、人と人がかかわる(コミュニケーションする)ときの大事な姿勢、それがアサーションの考え方と理解するようになりました。共生していくための大事な支えになる考え方として、アサーションを伝え、ともに学んでいきたいと思います。

 

【実施事例】

◇ハラスメント予防のためのアサーション

◇リーダー・管理者向け:よりよい関係性を育むアサーション

◇就活前の学生のためのアサーション

◇子どもの権利を守れる自分でいるために~アサーションの考え方とスキルにふれる

◇お互いを大事にするコミュニケーション(勝ち負けではない関係のつくりかたを学ぶ)

 


2. ハラスメントの予防に取り組む

 ハラスメントは深刻な人権侵害といわれますが、行為者はそれに気づいていない、自覚がないことが多いのも特徴です。「あなたのためを思って」と、良かれと思って言っている、やっているのですから、まさか相手がハラスメントととらえているなんて思いもよらないのです。

 ハラスメントを予防するためにできることの一歩は、一人ひとり受けとめ方が違うこと、自分のモノサシ(基準)は自分のものであって、相手のモノサシとは違うことに気づくことからです。自分のモノサシ(基準)で相手をはかることはできません。ここにも力(パワー)を背景にした一方的な押し付けがないか、伝え方が相応しいかを丁寧に点検する力が必要です。

 ハラスメントに対する取組はリスクマネジメントでもあります。2020年6月パワーハラスメントに対する措置が法制化されるにともない、取り組みを進める組織も多くなりました。個人と組織を守るために、人が尊重される環境を整えることが今まで以上に重要になっています。

 ハラスメントを予防する観点から取り組むことで、得ることができる様々な「好環境」を増やしていく取組を支援したいと思います。

 

【実施事例】

◇管理者のための事例から学ぶハラスメント予防

◇スタッフ・一般社員向け:ハラスメントの予防を主体的に考える

◇個人と組織を守る! ハラスメント予防に向けて

   

 

 3. 人権を尊重する

 人権というと、堅苦しいイメージがつきまとうような気がするのですが、実はとても身近で大事なことでした。知らないと自分のことも、相手のことも大切にしない言動をしてしまうかもしれません。人権は「誰もが持っている権利=やっていいこと」ですが、忘れてはならないのが「相手の人権を侵さない限り」という前提があることです。考えていることや感じていることを言葉にしていい、自由に表現していいのですが、相手が持っている人権を侵してはならないということを覚えておく必要があります。

 互いの人権を守るために、知ること、理解すること、実践することを、ともに考えます。

 

【実施事例】

ダイバーシティクロスロードゲームで対話づくりを体験する

◇ハラスメント予防~人権をまもりあうアサーションの考え方とスキルを学ぶ

◇子どもの権利を守れる自分でいるために~アサーションの考え方とスキルにふれる

 


4. 人間関係づくり、チームビルディング

 成果目標を達成することに加え、チームの関係性をよくすることで得られる効果ははかり知れません。一人ひとりがそこにいる存在として持てる力を発揮できる環境をつくることは、簡単ではないものの、価値のある取組だと思います。

 これからの時代はパワーで引っ張るグイグイ型リーダーというより、サポート型リーダー! といわれています。チームを支援し、待ち、聴き、一人ひとりを大切にし、多様性を尊重するリーダーシップに気づけるプログラムを実施しています。

 プログラムでは研修やワークショップの場にいる、すべての参加者(ファシリテーターも含め)の相互作用を通して、体験から意味を抽出し、学びとして積み重ねていく体験学習を大事にしています。

 

【実施事例】

◇新入社員研修:同期として支え合う関係づくりを体験から学ぶ

◇次期リーダー・管理者研修:関係性にも目を配れる、支援するリーダーになる

◇一人ひとりの持ち味を確かめ、個人とチームの成長・変化に気づく



5. 気持ちよく、失礼のない応対を身につける

 ちょっとした言葉遣いで人に不愉快を感じさせてしまい、苦情になったことを経験したことはおありでしょうか。また、苦情を言われた経験はありませんか。人の感じ方はそれぞれなので、万人に気持ちよく感じてもらえるような応対は困難といえますが、「基本の基」を知っているかどうかで随分と質が担保されるように思います。

 「敬語は、わかっちゃいるけど使うとなったら言葉が出てこない」、「丁寧に言おうとすればするほど、回りくどくなって、何を言っているのかわからなくなる」、「どんな言葉が失礼になるのか、間違っているのか、よくわからない」など、言葉遣いはもちろんのことですが、応対の印象、態度、表情など、様々な要素も「気持ちがいい応対」かどうかを決定づけます。

 就活前の学生さん、新卒採用された方々、今更聞くに聞けなくなった中堅の方々、定年後の再スタートで現場に立つことになったシニアの方々と「相手に失礼のない、気持ちの良い応対」を確かめるプログラムを実施しています。

 

【実施事例】

◇コミュニケーション力アップ!~応対の「基本の基」を知ることからはじめよう

◇シニア向け:現役として活躍する前に知っておきたい~気持ちよい応対入門

◇新入社員研修:接遇ははじめが肝心~失礼のない応対ができる社会人を目ざして

 

執筆など

約6万人が勤務される企業の人権啓発資料として、「セクシュアル・ハラスメント」についての記事を書かせていただきました。