オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

ナラティヴ

「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」記録冊子のご希望がありましたら

前回のブログで、2022年2月20日にオンラインで開催した「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」セミナーの記録を冊子について書きました。 当日に参加してくださった方への案内も一段落したこともあり、この冊子に関心を持ってくださる方がい…

2022年2月20日「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」の記録

2022年2月20日に開催した「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」セミナーの記録の編集を続けてきた。やっと最終稿を仕上げるところまでたどり着いた。 「冊子にする」ことを平木先生から提案いただき、取り組み始めて一年半という時間がかか…

人と比べて、自分の価値をディスカウントしなくていい

今日は大安で満月 そして、この季節は卒業、進学、就職と新たな一歩を踏み出すタイミングでもある。 人の動きが活発になり、誰がどこに進むとか、就職したとか、しなかったとかが聞こえてくると、人と比べてしまいがちな季節でもある。 SNSを通じて、あの人…

その人にもっと栄養を与えてくれる物語を探す~ドナルドの言葉から

11月3日から4日間、ニュージーランドから来日したドナルド・マクミナミン先生の「共同的修復的実践」ワークショップに参加した。 東京両国会場に集まった人はカメラ越しに見て、40名ほど。 かたやオンラインは10名と少し。 会場は、久しぶりの対面だからなの…

問い質さない聴き方は、人を援ける

1か月ぶりのブログである。 前回のブログからかなり時間が空いてしまったのは、書いた直後に体調を崩してしまい、気力・体力がなかなか戻らない経験をしたというのが理由の1つ。 力が戻らないと自信を失う。 言葉を探し、書き留めることにも影響があるのだ…

対面で話すことの意味をあらためて考えると

5月最後の大安、新月の今日、記してみる。 年度がかわった頃から、人と会う動きが活発になって、研修が対面で行われる機会が増えた。 人と直接会って話すことで、分かり合える可能性と、そう簡単にはいかないぞという、両方の感覚が戻りつつある。 オンライ…

「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」参加者の言葉から

2022年2月20日に開催された「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」。大事にゆっくりふりかえりたくて、ひと月も時間がかかった。 34名の方からアンケートを返していただいたことに感謝し、掲載に了解をいただいた方の一部を紹介したい。 【参…

「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」を終えて

2022年2月20日(日)13:30~16:30、「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」は満席のお申込みをいただき、オンラインで開催となった。 前半は国重さん(こうさん)から「ナラティヴ・セラピーとアサーション・トレーニング」についてのプレ…

「自分のとなりに座ってみたら~自分って、意外と悪くなかった」寺中有希さんの言葉の数々を読んで

寺中有希さんの「自分のとなりに座ってみたら~私の幸せチャレンジ~明るいほうへ、楽しいほうへ」が、合同会社りょうゆう出版から2022年2月5日に初版発行される。 books.rakuten.co.jp 編集者であり、発行者である安修平さんとのご縁から読ませていただいた…

2022年のはじめにあたり

明けましておめでとうございます 2022年のはじめに、ご挨拶申し上げます。 2020年から世の中はもちろんのこと、自身の生活も大きく変化することになりました。 対面でのお仕事は中止になり、オンラインスタイルが制限ある中で定着し、かかわっているコミュニ…

ナラティヴとアサーションにふれる、語る、きく~国重さんと平木先生をお招きして

家族療法の流れを汲んだナラティヴ・セラピーに魅力を感じ、学ぶ人が増えているようです。学ぼうとしている方が活動する領域はカウンセリング、心理、キャリア、教育、医療、福祉、産業、行政、司法など多様で、どのような領域でも共通する大切な姿勢がナラ…

アサーションを学ぶコミュニティ、参加してくださった方はのべ500名をこえました

2018年6月大阪で開催された平木典子先生のご講演を機にスタートしたアサーションを学ぶコミュニティ、「もっとアサーティヴにいきたい会」は2021年11月3日の勉強会で参加してくださった方々がのべ507名となりました。 2018年、2019年は対面での勉強会でした…

自分の望みを実践する、そのタイミングが訪れている

伝わってくる感染者数が激減し、慌ただしく選挙が始まり、日常生活が戻ってきているように見える。 電車も、街中も、仕事場も、間違いなく人の動きは活発になっている。 それでも目をこらすと、街の景色が変わっているのに気づく。店や会社が変わっている、…

誰かと話す時間を取り戻す~9月30日という日に

話をすると、その人の意見には反対(「意見が違う」も含めて)だが、その人を信頼はできる・・・そういう人を思いうかべることができるだろうか。 信頼している人が「それを言うのは(やるのは)マズイよ」ということを行動化したときに、「それはマズイ」と…

話し手を中心に置き続ける~ナラティヴと出会い、知ったこと

「相手の話をきちんときく」というのは、「自分の気持ちをきちんと伝える」ことと同じくらい難しいものだと感じる出来事が続いた。 それは人の話を聴くことを専門(仕事)としている人であっても。 もしかしたら、だからこそ難しいのかもしれないが。 自分は…

「オープンダイアローグ」と「リフレクティング」

「オープンダイアローグ」という言葉は聞いたことがある。 関連する本は何冊か読んだこともある。 その程度だった。 昨日読んだ「感じるオープンダイアローグ」森川すいめい著/講談社現代新書は、涙をこらえるのがちょっと大変な本だった。 そんな本と出合っ…

「本」にまつわるトークセッションと、「本」がつくりたくなるかもしれない講座開催

「本にまつわるアレコレを知るトークセッション~編集者にたずねてみよう」Part1 川嶋直さんの「KP法~シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」でおなじみのみくに出版で、昨年まで代表取締役でいらした安修平さんをお招きしてのトークセッションとプロ…

「人に敬意をはらう」こと、「一人ひとりが人生の当事者である」こと

ニュージーランドでのナラティヴ・セラピー・ワークショップから帰国しました。 言葉にするには時間がかかりそうですが、一言でいうと「自分は自分の人生の専門家である」ことを深く理解できたワークショップであったということ。 ワイカト大学の先生をはじ…

ナラティブ・セラピー・ワークショップ2018で宝物を探してきます!

2018年頭に書いた「ナラティブ・セラピー・ワークショップ2018」に参加するため、4月27日からニュージーランドに行ってきます。 「ナラティブ」という言葉が私の活動する周囲から聞こえ始めたのはここ数年ですが、これまで難しい言い回しや、何を訊かれてい…

言葉は人をつくる・・・自分の人生をつくるのは自分の言葉です!

「『言葉は人をつくる』からこそ、口にする言葉はよく考えて、大切に」 棋士の羽生善治さんの信条だそうです。 つくづくその通りだなと感銘を受けた言葉です。 誰かと話すときや、仕事をするときに 自身の言葉をどれだけ丁寧に扱っているか、自分の感情や気…