2018年頭に書いた「ナラティブ・セラピー・ワークショップ2018」に参加するため、4月27日からニュージーランドに行ってきます。
「ナラティブ」という言葉が私の活動する周囲から聞こえ始めたのはここ数年ですが、これまで難しい言い回しや、何を訊かれているかよくわからない質問が馴染みにくい感じがしていました。
臨床の現場にいるわけではありませんが、それでもハラスメント、人権、アサーション、人間関係、職場環境改善・・・と様々な領域、場面で「一人称で語ることの大切さ」を感じるようになりました。
見えない、聞こえてこない決まり事や、「~すべき」という枠組みが人の行動を不自由にさせていたり、自分の価値をわからなくさせているように思えます。
何をやっても否定されるようで自信が持てない、自分を肯定できない、ダメダメな自分に押しつぶされそうだ・・・
私の価値を取り戻したい、
我が人生の主人公になりたい、
自分を大切にする生き方をしたい
私自身も含めて、多くの人が望んでいます。
私の宝物を見つけられるものなら見つけたいと。
ナラティブでは、「人」が問題なのではなく、「問題」が問題なのだという表現がされます。
「人」と「問題」を分けるのは本当に難しいこと。
「人」と「問題」が分けられたら、「人」は自分の価値を取り戻せるかもしれない。
迷い、悩み、自信喪失の人生から、価値ある自分(人)への探求に一歩を踏み出してみようと思います。