オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

2022年のはじめにあたり

明けましておめでとうございます

2022年のはじめに、ご挨拶申し上げます。

 

2020年から世の中はもちろんのこと、自身の生活も大きく変化することになりました。

対面でのお仕事は中止になり、オンラインスタイルが制限ある中で定着し、かかわっているコミュニティは全国規模になるという嬉しい出来事も体験しました。

こんなに長引く状況になるとは予想できず、2021年はボランティアのつもりで始めたお仕事が中心になる生活に様変わりしていきました。

出会う人は限られ、直に会って話せる機会はほとんどありません。「いつか」「また今度」「落ち着いたら」など、出てくる言葉は未来への期待を込めたものばかり。うつうつと気持ちが低空飛行している状態が続きました。

どうにか2021年終盤は緊急事態宣言解除に伴い、忘年会・懇親会が再開。流れにのって、2022年1月は新年会がいくつか予定されています。

引き続き「with」コロナの時代をどう切り抜けていくか、慎重かつ丁寧に時代・事態をよみ進め、応じていくことになりそうです。

 

2022年も「アサーション」というコミュニケーションの考え方・技術を、ともに学ぼうとしている仲間と、さらに洗練させていきたいと思います。そもそもハラスメント対策として出会った「アサーション」は、自分のニーズ(思い、考えることをどのように表現するか)をあつかうコミュニケーションと理解していたのですが、そのニーズ自体がどのように形成され、何に影響を受けて、そう考えるようになったのかという領域まで触れることが大切なのだと気づきました。

コミュニケーションには相手が必要です。相手(1人に限らず複数であっても)には相手の言い分があることを心で理解するのは本当に難しく、動けなくなることもあります。また、その人が表面的に使っている言葉だけで全てをとらえてしまうと、大きな心のケガをしてしまうこともあるように思います。

先日、あるナラティヴの講座で学んだ「問題と望みはコインの裏表」のように示されるということ。一方だけでなく、その違う方も見ようとする、聴こうとする姿勢は意味のあることだと理解しました。

ナラティヴをニュージーランドから発信し続けておられるこうさん(国重浩一さん)は日本にいる多くの人にナラティヴ・マインドを伝えてくださっている方。2022年2月にこうさんをお招きし、ナラティヴとアサーションをテーマにした内容でイベントを企画しました。後半はアサーションの平木典子先生とトークセッションを予定しています。

残席わずかになっています。詳細は下記URLをご覧ください。

https://20220220nt-at.peatix.com/

 

2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

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