オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

「本」にまつわるトークセッションと、「本」がつくりたくなるかもしれない講座開催

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「本にまつわるアレコレを知るトークセッション~編集者にたずねてみよう」Part1

 川嶋直さんの「KP法~シンプルに伝える紙芝居プレゼンテーション」でおなじみのみくに出版で、昨年まで代表取締役でいらした安修平さんをお招きしてのトークセッションとプロの編集者である安さんの講座を主催します。

2016年8月に大阪で開催した、熊本の高校教師でアクティブ・ラーニングを授業に活かしておられる溝上広樹先生と川嶋直さんのコラボ講座。その現場に当時社長でいらっしゃった安さんが来阪してくださいました。社長自らが足を運んでくださったことに驚くとともに、現場を大事にされていることが伝わり、胸が熱くなったことを覚えています。

先日、ある団体が主催するオンラインで対話するイベントに参加した際に、家族に関するテーマで対話する小部屋で久しぶりに安さんとご一緒することになりました。その場で出された、「自分が主役になる語りは生きる源」というフレーズが忘れられず、コンタクトを取らせていただいたのです。

コロナ禍によりステイホームが推奨され、自宅で過ごす時間が多くなったことは、通勤のストレス軽減という効果もみられました。一方で、人とコミュニケーションをとることが減ったことにより、チカラがわいてこない、自分が必要とされている実感が持てないなどの声も聞こえてくるようになりました。自分が主役になって話すこと、そのためには聴いてくれる人がいることの大切さを改めて認識した次第です。

そのような中、多くの方が本のカバーを7日間続けてSNSにアップされています。投稿される方は、その本を紹介したくなる理由や背景をあつい言葉で綴っておられます。つまり、自分が主役となる経験をSNSで実現されているのではないか? そんなことを考え、安さんに「自分が主役で語れる場」づくりを助けてもらえないかとお願いをしたのです。

本が好きな方、特に好きというわけではないけど、プロの編集者である安さんの経験や本のことを話してみたい、聴いてみたいという方、フリートークセッションですので、どなたでもお気軽にご参加ください。お申込みの際には、どんなテーマを話してみたいかのアンケートにご協力ください。

 
日時:2020年6月19日(金)20:00~21:30(オンライン)

お申込み:https://book-talk-session.peatix.com/
定員:12名
参加費:無料


【プログラムの概要(予定)】
1. オープニング~目的・流れ
2. 事前アンケートの結果紹介
3. アンケート結果をもとにいくつかのテーマについて現状と課題を紹介
4. 対話をしながらテーマを深め、課題の本質に迫ったり、課題の周りをぐるぐる回ったりしながら本の迷宮を楽しむ
5. 全体でわかちあい
6. クロージング~Part2のお知らせ

【安さんからのメッセージ】
本は多くの人にとって特別な存在のようです。これまでも本に対する思いや疑問をたくさん伺ってきましたが、その都度、私の見聞きした範囲であまり飾らずにお伝えしてきました。今回のセッションでは、そうした本にまつわるいくつかのことをお話ししながら、本の可能性や未来の姿について皆さんと共に考えられたらと思います。
本が好き、本が手元にないと落ちつかない、本の「裏側」に興味がある、本を出してみたい、そんな方はぜひご参加ください。

 

「いつか本をつくりたくなる! 目次づくりと自分らしい文章のコツ」Part2

「文章が苦手です」という言葉、いったい何人の人から聞いたことがあるでしょう。苦手であっても毎日のように企画書、提案書、メール、ブログ、SNSと自分の言葉で文章をつくりだしています。「心に響く」、「相手に伝わる」、「わかりやすい」文章にしたいのに、なかなかうまくいかない(ような気がする)。

自分らしい文章を! と思えば思うほど、つまらなくなる。ありきたりになる。そんな悩みを私も持っています。最近、私なりの意識ポイントの1つは、「読み手に負担がかからないか(つっかえないか)」です。学習を深める際には、難解であることも自分を成長させていくエネルギーになると思いますが、日常生活での文章や言葉遣いは相手(読み手)を意識するということ。自己陶酔しない文章を心がけたいと思います。

安さんは、「本には目次があります。自分の目次をつくろうとする」ことが人生のふりかえりになり、思考整理がされるとおっしゃいます。また、誰かの心に響く、伝わる文章を届けようと意識することは相手を大切にしようとすることだとも。

今回、プロの編集者である安さんに、「いつか本がつくりたくなる」という希望や夢がうまれるかもしれないプログラムを企画していただきました。本をつくりたいと思っている方、そこまでは思ってないけれど相手を意識した文章づくりのコツを学んでみたい方、本や文章を通じて自分をふりかえるきっかけにしたい方など、どうぞお気軽にご参加ください。 

日時:2020年7月18日(土)14:00~16:00(zoomを使ったオンライン)

お申込み:https://book-contents.peatix.com/
定員:12名
参加費:3,000円

 

【プログラムの概要(予定)】
1. オープニング~目的・流れ
2. 本をつくりたいと思ったときに大事になるポイント、実現に向けての道筋
3. 自分をふりかえるきっかけになる、目次づくり
4. 文章が苦手というあなたに・・・日常生活でも役に立つ、プロから学ぶ文章づくりのコツ
5. 全体でわかちあい
6. クロージング

【安さんからのメッセージ】
いつか本を書きたい、出してみたいと思っている方は思いのほか多いようです。本を書くためには、書く前の準備が大切です。そして、準備はいつからでもスタートできますし、自分らしさを発見するきっかけにもなります。このセミナーでは、本をつくりたいという夢へつながる最初のステップをお伝えしたいなと思います。
なお巷でよくある自費出版勧誘セミナーや売れる企画書づくり講座のようなものではありませんので、ご安心ください。


【プロフィール】
安 修平
1983年大学卒業後、大学職員として学生向け週刊広報紙の編集に携わる。そこで本づくりの面白さを知り、30代で出版社へ。受験情報誌、教育書の編集・取材を担当。その後、大学出版部や塾の教材編集などにかかわり、2012年に株式会社みくに出版代表取締役に就任。教育書、学習参考書を中心に出版点数の拡大、デジタル化、営業システムの刷新などに取り組む。2019年末に退任し、現在は出版業を中心にフリーランスで活動中。

【主催・お問合せ】
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imaoka1717@gmail.com