オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

「リ・スタートのためのワークショップ~人間関係を紡ぎ直すときに」実施しました

2020年5月3日(日)10:00~12:30

zoomというオンラインツールを使って、「リ・スタートのためのワークショップ~人間関係を紡ぎ直すときに」を実施しました。

沖縄、奈良、大阪、兵庫、愛知、神奈川と、オンラインならではのメンバー構成。

最初に何故このワークショップを企画しようとしたのか、共同開催者であるはらゆきこさんと話した内容をお伝えすることから始まりました。

コロナ感染防止のために人との距離をとることが要請されています。また、緊急的にリモートワークが始まり、現場を離れ自宅で仕事をすることが多くなっている方もいらっしゃいます。仕事を含めた社会生活のスタイルが大きく変わろうとしている現在、元の生活には戻れないとおっしゃる方も少なくありません。先のことはわからないながら、元通りにはならないという予測はある程度できます。元通りにならないのは働き方だけでなく、人間関係にも不安や心配がうまれています。いつか現場に戻るその時に、人と人とのつながりや関係性を紡ぎ直していくことが求められるのではないだろうか。少しでも不安を軽減できるようにできないか、と。

 

自分が人とかかわるときのコミュニケーションのくせやパターンなどは、ついついダメダメなところが頭に浮かびますが、自分でそう思っていても他者はそんなふうに受け取っていないことも多いように思います。いいところやこれからも大事にしたいこともたくさんあるはずだけど、自分1人では気づけないこともあります。

コロナ禍が収束し、自分が現場に戻ったときに、改めて自分が人とかかわる際に大事にしていることを確かめられる場を創りたい、そんな話から実現しました。

 

体験学習という方法で「学び方を学ぶ」ステップを踏み、ワークの体験を通してどんなことが起こり、何を感じたのか、考えたのか、行動したのかをしっかりふりかえり、気づきを抽出していきました。

 

アンケートに寄せていただいた声

  • 始まるときの期待感と、終わるときの名残惜しい感は、リアルでもオンラインでも同じと感じた。どのような状況でも相手を尊重する気持ちを忘れずにいたい。
  • 自分自身のコミュニケーションのくせを改めて認識しつつ、くせはくせとして受けとめ、場の調和を乱さない程度に自分なりのコミュニケーションを取ることが出来たように思う。また、オンラインで初対面でも良い空気を醸成し対話ができることを体感できた。これはウィズコロナの状況の中で希望になるものであると思う。職場とは別の場所で対話を通じたフィードバックを受けられる場は貴重だと思う。
  • この時代だからこそ、人とのつながりが大事だと思いました。
  • グループ内で意見を出し合い、合意を進める過程で、メンバーがお互いを尊重し、否定したり、一方的な指示をすることなく、好意的関心を持ち、肯定的なかかわりを心がけることで安心安全の場づくりやよりよいものが生まれるということをあらためて体験できました。
  • 人の話をきくとき、その話はその人のどのようなこととつながっているのだろうと感心を持って聞いている私を見つけました。

 

オンラインの可能性と希望を見つけられた場を創っていただきました。

ありがとうございました。

今後も継続していきたいと思います。

 

写真:家門秀行氏

写真:家門秀行氏