オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

望む姿(ありよう)を実現するには

対面での研修が戻ってきている。

一方で、一緒に仕事をした人が感染し、一週間は体調に気をつけるようにと関係部署から日曜夜に注意喚起の電話が入ることもあった。

間違いなく、人の動きが活発になって、感染症への対策を取りながら日常生活を取り戻していくステージに入っていることを実感する。

 

2年中止だったイベントが今年は開催・・・そんなこともよく耳にするようになった。

お祭り、野外でのライブ、花火大会と、2年我慢してきた。

そして外ではこの時季熱中症のこともあって、マスクを外してよいとも言われるようになった。なのに、以前着けている人が多い。

「もうマスクを外せない」という声もあちこちから聞こえてくる。あれだけ不自由さの象徴でもあったマスクを、今は手放せないという。

何がそうさせるのか。

 

化粧を頑張らなくていい。

何かを食べていても見つかりにくい。

表情を気にしなくていい。

顔を覚えられないで済む。

寝ていても口が開いているのがわからない。

クマ、肌荒れを隠せる。

など。

 

これらを続けていくと、その先はどうなるだろう・・・

たぶん、人との出会いが億劫になる。

出会いはよろこびをもたらし、そして気遣いも必要になる。

気遣いしないで済む、気楽なコンフォートゾーンにずっといたくなる。

いとも簡単に慣れていく。

 

自戒もこめて・・・出会いを面倒がらないこと。

そこから広がる望む姿(ありよう)が、可能性が、ある。