顔(目)を見て聴く、顔(目)を見て話す・・・これだけでも、間違いなく職場の雰囲気が変わります!
研修の最初に自己紹介をします。
参加者に目を向けると、資料に目を落としている方、腕を組んでそっぽを向いている方、違うことを考えているのが明らかな方が、少なからずいらっしゃいます。
こちらを向いていただけていません。
その時にお願いをします。
「最初のご挨拶をさせていただきます。どうか、私を見てください」と。
ハッとされる方、いやいやでもこちらを見てくださる方、そのままの方・・・
いろいろです。
人と関わりなく仕事をすること、生活をしていくことはありえません。
例え技術職の方でも、業者さんとの打ち合わせや引き継ぎもあるでしょう。
先輩・上司や後輩・部下とのコミュニケーションもあるでしょう。
人と話す時に「その人を見る」という当たり前のことが、おろそかになるとどうなるか・・・
興味・関心がない殺伐とした雰囲気が生まれてきます。
「私には関係ないし、興味もないから反応しない」
「別に自分一人が頑張っても変わらないし、無理しない」
「誰にも迷惑かけてないから、問題ないでしょ」
こうして職場崩壊が始まります。
温かく、協力しあい、助け合う関係から、どんどん遠ざかっていきます。
働きやすく、信頼関係がある職場、チーム作りのためには、先ずひとりひとりを尊重、存在を認めることが大切です。
その一歩が「話を聴く時、話す時には顔(目)を見る」という当たり前を本当の意味で「当たり前」にすることです。
今日から、「話を聴く時には、相手の顔を見る」
できたら、笑顔とあいづちを添えて・・・一人一人が、小さくても出来ることから始めてみませんか?
阪神大震災から18年。平穏な時間を願って・・・