2018年10月26日(金)10:30~12:00、京都明倫こども広場さん主催の「自分も相手も大切にするコミュニケーション~いい関係をつくるためのヒントを探そう」講座を担当させていただきました。
当日は、参加者のママさん7名、こどもさん3名、見守りスタッフさん3名のご参加をいただき、ゆるりとアサーションにふれていただく機会に。
今岡は普段企業や自治体、病院などお勤めの方に向けての講座が多いため、赤ちゃんがいる場での講座でどきどきはらはら・・・どんな場になるのだろうと緊張していたのです。
ママさんならではの子育ての悩みを話してくださった方、ご自身がこれまでずっと控えめで過ごしていたことに気づいたとつぶやいてくださった方、しばらくぶりに学ぶ場を体験できてよかったと言ってくださった方・・・家事や子育て真っ最中のママさんたちこそ、「自分のことも大切にしていいんです」というアサーションのメッセージは心強く響いていたように感じました。
毎日の家事や子育ては、できていて当たり前と周囲や自身が思い込んでいると自分らしく生きていくうえで、不自由さを感じることもあるかもしれません。
窮屈な洋服を無理に合わせているような感じ・・・
人間が日常の体験から感じ、考え、行動すること(自分で決めること)は誰もがやっていいことで、人と違っていてもいいんだとわかると少しは荷物が軽くなったように思っていただけたかもしれません。
「自己表現しなければならない」ではなく、「自己表現してもよいし、しないと決めてもいい」
アサーションの考え方は、ママさんだけでなく、こどもたちにも届いていくといいなという思いがふわっと沸き上がりました。
忙しい中、参加してくださったママさん、こどもたちを見守ってくださったスタッフのみなさん、この機会を作ってくれた吉永初美さん、どうもありがとうございました。
11月3日(土)13:30~16:30
「ハラスメントの理解と対話を深める実習づくりワークショップ②」を大阪本町フューチャー・ファシリテーションカフェで開催。
前回ワークショップ①と同様、今回も4名の方にご参加いただき、じっくり、ゆっくり、実習をつくり、対話を試みました。
参加された方それぞれの体験から、うみだされた問いかけはどれも「う~ん」と考える内容。
それに対して、他のメンバーからの質問や意見も視点や解釈の違いが出され、ハラスメントの受け取り方は環境や文化やそれまでの歴史など、様々な要素の影響があり、個人で差があって当たり前なのだと感じることも。
「これまでよく使っていた言い方を違う言い方に替えた方がいいかもしれない」「知り合いの経験を参考に作ってみたが、メンバーの話を聞いて安心した」など、ハラスメントへの理解を探求する機会となりました。
ある大学から大学院生も含めたワークショップとして検討したい、とのお声がけもいただいており、さらにこのプログラムを大事に育てていきたいと思っています。