2018年9月27日(木)19:00~21:00、大阪本町のフューチャー・ファシリテーションカフェで「ハラスメント対策を考えるツールづくり・ワークショップ」を開催しました。
初めて企画のハラスメントにかかわるワークショップですが、遠方からもご参加いただき、大変社会的にも関心の高いテーマであることがよ~くわかりました。
行為者と言われる方々はご自身の振る舞いがパワハラの可能性があるなどとは、自覚されていないケースがほとんどです。
ひょっとしてやばいかも・・・と思っておられるとしても、それを認めるのはプライドが許さない、役割だから言わなきゃいけない、とご自身に言い聞かせていらっしゃる方もおいでです。
今回のワークショップのねらいは、個人の振る舞いが「パワハラになるか、ならないか」を判断する知識を学ぶものではなく、「人それぞれ違う考え方や受け取り方があることを問いかけることで、語り合い、お互いの理解を深める」というものでした。
心理的に安全な場でないと到底語れない内容です。
そのうえで、2時間という短い時間でも多くの問がうまれ、お一人1つずつを紹介していただきました。
他の参加メンバーが感じたこと、考えたことを言葉にしていくと、
「え~そうなの~」
「それはあかんかも~」
「そうか、関係性ってやっぱり土台なんや~」
と発見が続きました。
領域の違うそれぞれがご自身が経験してきたことを土台に考えた問は、とてもじわじわと心に響く内容でした。
まさに絶妙のタイミングで、2018年9月24日、日本経済新聞のトップに「パワハラ防止へ法整備、悪質企業は公表も 厚労省検討」という記事が掲載されました。
いよいよ労働政策審議会での検討が始まります。
年末までに具体案をまとめ、新法制定も視野に入れ、2019年の国会へ関連法案の提出を目指す、としています。
ご要望にお応えし、再度このテーマのワークショップを企画しました。
相互理解を深める問いかけを、一緒に考え、作り、試してみませんか。
どなたでもご参加いただけます。
【ハラスメントの理解と対話を深めるツールづくりワークショップ②のご案内】
目的:
「パワーハラスメントかどうかを判断する知識を学ぶことに着目するのではなく、
理解と対話を深めるためのツール(問いかけ)を考え、自らが体験してみる」
プログラム予定:
13:30~13:45 チェックイン
13:45~13:55 目的、プログラムの流れ
13:55~14:15 ハラスメントに関する最近の流れ
14:15~14:45 実習づくり(ワークショップ①の問いを紹介)
14:45~14:55 休憩
14:55~15:40 実習トライアル
15:40~16:20 ふりかえり・わかちあい
16:20~16:30 チェックアウト
開催日:2018年11月3日(土)13:30~16:30
参加資格:ハラスメントの理解と対話を深めるツールを作ってみたい方なら、どなたでも
ファシリテーター:今岡まゆみ
会場:フューチャー・ファシリテーション カフェ
参加費:5,000円(税込)
お申し込み:https://ffc181103.peatix.com/