「アサーティブ・トレーニング」を受けてきた。
アサーティブにコミュニケーションできたら、どんなに素敵だろう・・・との思いが募り、体系的に学びたくて基礎講座を受講。
北海道から広島、岡山、高松と全国から22名が大阪に。
自営業から会社員、公務員の方まで、幅広い業種の方々が「自他尊重のコミュニケーション」をたっぷり2日間学んだ。
アサーティブとは、自分も相手も大切にして、「伝えたいことを伝わるように話す」こと。「伝えたいことを伝わるように話す」・・・これが難しい。
コミュニケーションスタイルとして人には癖があるので、時には攻撃的になったり、受け身になったり、様々。アサーティブにコミュニケーションを取る時には、相手に向き合う時の心構えとして、大事な柱がある。
4つの柱のうち、「自己責任」と「対等」が印象的だった。
「自己責任」は、つまり相手とのコミュニケーションの半分は自分の責任であるということ。おもしろくない、つまらない、きついなどと感じたなら、その責任の半分は自分にあるということを忘れない・・・謙虚になる。相手に主張するのも、しないのも自分で結果を引き受ける責任を持つ。
「対等」は、人としての尊厳は等しく同じということ。必要以上に卑屈にならず、見下しもしないで向き合うこと・・・対等な姿勢を維持する。
アサーティブになれない自分の体験をもとに、お願いするロールプレイと「NO」を伝えるロールプレイを3回ずつ行った。
3回ずつというのが、ミソ。1回目の振り返りを2回目にまた振り返れる。
どんどん変化、進化する。やらなきゃ頭に、身体に、口に残らない。
参加型、体験型の講座で、アサーティブ・コミュニケーションを体に落とし込むと少しずつ心構えができてくる。