2016年10月29日、看護部長、副部長、師長というトップリーダー27名とアサーティブ・コミュニケーションを学ぶ機会をつくっていただきました。
日頃、患者さん、ご家族、院内スタッフや医師との間に立って、調整役であったり、橋渡し役であったりする看護師トップリーダーはなかなかゆっくりお互いの意見を聴き合う機会もないのが現実ですね。
今回、日曜の5時間「アサーティブ」の考え方とスキルを体験していただき、様々なことに気づかれたようでした。
【アンケートから】
・相手の気持ちへの共感を表現することができず、自分中心のところがあったことを振り返れた。
・気持ちよい職場をつくるには、自分が気持ちのよい対応をすることだと感じることができた。
・ミスを指摘してくれた部下・後輩に「ありがとう」と言える自分でありたいし、そのような風土をつくっていくことが大切だと改めて認識しました。
・日常的に「これでいいや」と思っていたが、「いや、そうではない」と気づかされることが多くあった。
・上司としての言葉のつかい方、選び方、言い方によって部下の気持ち、受け入れが違ってくると思った。
・普段の自分の考え方や行動のクセを認識する機会となり、今後のリーダーとしてのあり様を見つめることができました。
・人からフィードバックされることが少なくなっているポジションなので、講師やメンバーからのフィードバックがよかった。
① とても満足 92.6%
② まあまあ満足 7.4%
各部署の板挟みになってストレスもハンパない看護師のトップリーダーです。
看護師から物申されることが少なくなっているからこそ、多くの気づきがあったと応えてくださいました。
継続して定期的にこのような機会で「ふりかえっていきたい」との声も多くいただきました。
トップリーダーが「ふりかえり」「内省する」ことの大事さを語ってくださいました。
体験して気づくことが、自己変革の力強いエネルギーになるということ。