伝わる文章を書くことは、毎日の「努力」が大切である。
つまり、「自分が引き出せる言葉を育てる努力」が欠かせないということ。
耕文舎代表の赤羽博之さんの講座から学んだことを少しだけ紹介したい。
伝わる文章とは?
「スッと読めて、意味・内容が相手に届く」文章だそうだ。
「スッと読める」が大事なので、音読してみるといい。
すぐにできそうなコツも教えてもらった。
①一文は短く(読み手に負担をかけない)
②重複に注意(リズムを損なう)
③具体的に(特に数字を使うことがおススメ)
さけたいのは、借り物の言葉(コピペなど)の多用。
大事にしたいのは、自分のオリジナルの言葉(うまくなくてもいい、その人しか言えない言葉が相手に響く)。
そして、何度も推敲をする。
①音読する
②印刷してみる
③時間をおいてから読み直す。
最後に自分の言葉を育てる「努力」が必要と言う点は覚えておきたい。
赤羽さんは「言葉の森を育てる」と表現されている。
おススメされるのは、朝刊と原稿用紙と万年筆(お好みのペン)を用意し、一面のコラムを音読、書き写すというトレーニングを続けることだ。
ここから先は赤羽さんの新著「センスのよい文章の書き方」赤羽博之著:日本能率協会マネジメントセンターをどうぞ。
3年前に教わって続けていたが、最近さぼっていたコラムの書き写しを再開してみよう。
【新聞各紙コラム】
読売新聞「編集手帳」
毎日新聞「余録」
日経新聞「春秋」
東京新聞「筆洗」
中日新聞「中日春秋」