「KP法実践講座! 思考整理と合意形成、アクティブラーニング成功への道しるべ」~KPリレー(KPR)も初公開~
日時:2016年8月20日(土)10:00~17:00
中之島インテスビル17階
スリーエムジャパン株式会社 大阪支店OAC(大阪アクティビティセンター)会議室
参加費:7,000円
お申込み:http://www.kokuchpro.com/event/9f2d6e272e6c2ad68aa6ea3c6c5042e6/
6月29日にブログで第一弾をご紹介しましたが、10月にみくに出版から発行予定の「教室で使いたくなるKP法実践(仮題)」(川嶋直&皆川雅樹:編)の中から、川嶋さんの原稿の一部(未定稿)第二弾を以下に特別に掲載します。
ご本人は「まだ書きかけですが、こんな感じで書いています。
内容や文章は少し変わると思います。ご笑覧ください」とおっしゃっていますが、この本は全国の学校(主に中高)の各教科でKP法をどのように使っているかの実践事例集です。
今回の講座講師の溝上広樹さんも高校生物の授業事例を書いていらっしゃいます。
その一部をチラリご紹介しましょう。
【学校でKP法が活用されるようになって、わかったこと】
黒板にKPの紙は綺麗に見える。僕はずっとホワイトボードに白い紙を貼ってきたので、黒板の濃い緑色に白い紙がレイアウトされて貼られている写真を見ると、そのコントラストに単純に綺麗だなぁと思ってしまう。まあ、濃い地色に紙の白色が際立つということなのだろうか。
ただ、不思議なのは地色の濃い緑&紙の白のコントラストのことではなくて、多くの黒板でのKP法実践の先生方が文字色として「黒」を使っているということなのだ。僕の文字色の基本は黒ではなく青。青の方が字が飛び出してくるし元気なイメージがする。それに対して黒は字が沈んでいく感じ…そんな印象を持っている。
会議で話された記録をライブで模造紙やホワイトボードなどにどんどん書いてゆく「ファシリテーショングラフィック(通称:ファシグラ)」という技術があるが、このファシグラの名士である志賀壮史さんも、黒は滅多に使わないと言っている。その理由はほぼ僕と一緒だ。
それに対して先生の多くは青ではなく黒文字を使っている。黒板に貼られた黒文字のKPを見ると確かに違和感を感じない。これは謎だ。どうやら、地色がホワイトボードのように白の場合と、黒板のように濃い緑色の場合では、どうも見え方が違うようなのだ。この原稿を書いている2016年5月時点ではこの謎は解けていない。(つづく)
ちょっとだけ発売前のフライング!
第三弾は8月20日直前にご紹介予定です。
間もなく満席です。
お申込みはお早めにどうぞ
http://www.kokuchpro.com/event/9f2d6e272e6c2ad68aa6ea3c6c5042e6/