「KP法実践講座! 思考整理と合意形成、アクティブラーニング成功への道しるべ」~KPリレー(KPR)も初公開~
日時:2016年8月20日(土)10:00~17:00
中之島インテスビル17階
スリーエムジャパン株式会社 大阪支店OAC(大阪アクティビティセンター)会議室
参加費:7,000円
懇親会:4,000円
キャンセル待ち受付:imaoka1717@gmail.comにメールで以下の①~④をお知らせください。
①お名前
②メールアドレス
③講座、懇親会の参加希望
④連絡先(携帯)
6月29日にブログで第1弾、7月17日に第2弾をご紹介しましたが、10月にみくに出版から発行予定の「教室で使いたくなるKP法実践(仮題)」(川嶋直&皆川雅樹:編)の中から、川嶋さんの原稿の一部(未定稿)第3弾を以下に特別に掲載します。
ご本人は「まだ書きかけですが、こんな感じで書いています。
内容や文章は少し変わると思います。ご笑覧ください」とおっしゃっていますが、この本は全国の学校(主に中高)の各教科でKP法をどのように使っているかの実践事例集です。
今回の講座講師の溝上広樹さんも高校生物の授業事例を書いていらっしゃいます。
その一部のご紹介も最後です。
③KP法は教師も生徒も使う=教える&学ぶの関係を壊す
アクティブラーニングの講義をここでしようとは思わないが、少しだけ言わせてもらいたい。環境教育の体験型プログラムを1985年から山梨県清里のキープ協会で始めた。正確に言うと「環境教育の体験型プログラムの試行錯誤が始まった」。八ヶ岳の麓の地で学校教育とは全く無縁の(無援でもあった)試行錯誤だった。キープ協会には山梨県から借地している100万坪の土地があった。標高1300〜1500メートルの八ヶ岳の東南麓に緩やかに広がる牧草地と落葉広葉樹中心の森林地帯だ。当時我が国で環境教育の実践自体が殆どされていなかったので、欧米の国立公園や自然学校などでの試みを参考にしながら、トライアンドエラーを繰り返していた。時代を切り拓く新しい試みを嗅ぎとった優秀な人達が僕らのプログラムの参加者として全国から集まってくれた。主催者の僕達が用意したプログラムを楽しむだけではなく、もっとこうしたら良いというアドバイスを残してくれた。「成長のためのPDCAサイクル」など全く知らないままそうした参加者たちのアドバイスを受け入れながら不断の改善を繰り返した。1990年代に入り立教大学キリスト教教育研究所(JICE)の合宿がキープ協会・清泉寮で開催されていたことが縁で、私達が試行錯誤の結果辿り着いた学びの手法は、JICEが広めていた体験学習法によってより整理され「参加体験型の学び」と呼ばれるようになった。
アクティブラーニングについては、我が方は30年も前からチャレンジしてきた。と言うつもりはないが(いや、言っているが)、先生の中にも様々なカタチで教室の中での参加体験型の学びの場作りのチャレンジをして来た方がたくさんいることは承知している。ここに来てようやく大手を振ってそのチャレンジを多くの先生方とこうした出版を通して共有できることはとても素晴らしいことだと思う。同時にとても嬉しいことでもある。
ちょっとだけ発売前のフライングでした!
わずかですが、キャンセル待ちを受け付けます。
ご希望の方は、imaoka1717@gmail.comにメールで以下の①~④をお知らせください。
①お名前
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③講座、懇親会の参加希望
④連絡先(携帯)