オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

先輩がお手本となる接遇を~

言葉遣いは、品格。

来週から新入社員(職員)研修がスタートします。

新しく入社(入職)された方々に「正しい言葉遣い」を伝えますが、研修でいくら「正しい言葉遣い」を学んでも現場で上司・先輩ができていなければ、戻るのはあっという間です。

先日、こんな経験をしました。

朝7時から開いているスーパーでのこと。

〇屋と△屋の同じ商品を2種類1個ずつ購入し、レジに向かいました。

レジ担当の方が、〇屋商品1個、△屋商品2個を打っていることに気が付きました。

「△屋商品を二度打ちしていませんか?」と私。

「あ~」とレジ担当。

最後に「恐れ入ります」とレジ担当。

「その言葉遣い、間違っていませんか?」と私の心の声。

間違っていたのがはっきりしているのですから、この場ではお詫びの言葉・・・「申し訳ありません」があると思っていた私。ガックリです。

このスーパーは商品がとても良いので、期待がありました。

ご意見カードに書こうとしたら、カードがない。

陳列作業に没頭している一番近い野菜担当の人にその旨を伝えると、今度は待たされる・・・ 

約5分待ち、やっと担当の人がカードを持って現れたら、今度はエンピツの芯が出ていなくて書けない・・・どうなっているの?

スーパー激戦区であり、大手スーパーの傘下に入ったばかり。

接遇(言葉遣い)は、信頼に値するかどうかをお客様が判断する大事なサービス。

ちょっとしたことでも、お客様の立場になれるかどうか、です。

 

新入社員(職員)に対し、先輩がお手本となる接遇を。

大事なことを利用者として経験し、気づかせていただきました。

 

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