2018年12月8日から12日までの4泊5日、日本体験学習研究所主催の第4回Tグループ・ファシリテータートレーニングが清里清泉寮で開催されました。
16名のうちの一人の参加者として、この場を体験したのですが・・・最高のギフトをもらった気分です。あたたかく、そして厳しくもあり、今後ずっと持ち続けたいと思える宝物。
今回、8名ずつが2グループに分かれ、ファシリテーター(トレーナー)、オブザーバー、メンバーの役割を交替で取っていきながら、ふりかえり、そしてまたふりかえり・・・を繰り返します。
ファシリテータートレーニングですから、もちろんTグループは全員が体験しているメンバー。
その中でそれぞれのねらい、そして今回のトレーニングのねらいを意識しながら場が進んでいきます。
各セッションでは“今ここ”でのプロセスに働きかけるファシリテーションのあり方を学んでいきます。
一人ひとりのねらいを大事にして、どう向き合うか、関係をつくっていくか、場合によっては場で起こることが自分のスタイルとは違うことでとまどったり、胸にこみ上げるものになったり・・・
間違いないのは、参加者、そしてファシリテーター(トレーナー)の4名の方と事務局の方、全員でつくった時間だったこと、それが一人ひとりの心と身体にしみ込むものが生まれたこと、最後まで自分の枠組みを超えようと、何かを掴もうと、相手のためにとチカラをつくしたこと、です。
イタミもしんどさもあたたかさも嬉しさも目いっぱいありました。
それまでの自分(慣れ親しんだ)を超えたいのか、とどまりたいのか、そうではないのか、真剣勝負で向きあってくれるグループメンバーがいました。
セッション中だけでなく、全体会で隣のグループメンバーと一緒に課題にも取り組み、目新しい視点、感覚も生まれました。
スタッフがすべてを用意してくれたような、感覚が生まれなかったのは、自分たちが取り組んで(コンセンサス)進めていく感じが最後まで貫かれていたからでしょうか。
津村先生は、セッション開始までの8時30分から9時までの間はモーニング(サンライズ)セッション、終わってから21時30分からナイトセッションと朝から晩までかかわってくださいました。
川喜田さん、石井さん、河合さん、そして鈴木さんのスタッフに支え、背中を押していただき、メンバー16名がチカラを出し切った5日間です。
一生ものの宝ものをメンバーからプレゼントしてもらいました。
2019年はジャンプ! です。
年に一度のTグループ・ファシリテータートレーニングは他にはない気づきとチカラを与えてくれます。
【追記】
猫は本文とは関係ありません。