研修の最後に「振り返り」をすることが多いですよね。
「振り返り」は、感想を言ったり、駄目だしをしたり、反省をしたり・・・
そんな場になっていませんか?
体験したことを深い学びにするためにはコツがあり、それを発見して、実践していくことが大切なのだそうです。
体験⇒ 指摘⇒ 分析⇒ 概念化の体験学習サイクルを順番を守って回していくことが大事。
一足飛びに「次はこうすりゃいいんじゃない~」と体験⇒ 概念化にしない。
体験したら、「何が起こったのか」「何を感じたのか」「何を考えたのか」、分析のための素材となる材料をどれだけたくさん出せるかがポイント。
次に「どう感じたのか」「どんな意味があったのか」を分析。
最後に「何を学んだか」「どうしていくか」=概念化し、体験に戻る・・・というサイクル、順番が大切。
「振り返り」を単なる感想、反省の場ではなく、学習の場にするのが、ファシリテーターの役割です。
これからも精進を重ねたいと思います。