先日、「多様性人権啓発トレーナー/ファシリテーター養成講座」を受講しました。
講師の森田ゆりさんはとても落ち着いた物腰と、しなやかさが印象的な女性です。
かねてから「人権」について学びたいと思い、参加しました。
1日目の終わりに、「自分の親しい人の名前を10人書く」というワークを行いました。
そこで気づいたのは、私の身の回りは、多様性に富んでいないということ。
改めて自分自身の周りには、似た環境の人が多いことに気が付きました。
「多様性」「ダイバーシティ」という言葉は、以前に比べると耳に入ることが増えました。
それでも、私の周りは多様性を実感するにはまだまだです。
話す言葉が違う、生まれ育った場所が違う、仕事が違う、国籍が違う、考え方が違う、年齢が違う、性別が違うなど、いろんな「違い」があるのに、似ている境遇の人しか思い出せなかったことが意外でした。
多様じゃないといけない、というものではないにしろ、いろんな人と知り合いたいと思いました。
知り合わなければ、理解はできないと感じます。
自分の気づかなかった自分を知ることができた時間でした。
森田さんがご紹介くださった言葉です。
「人は、聞いたことは忘れる」
「人は、見たことは記憶に残る」
「人は、したことは理解ができる」
だから、「やってみる」ことが大事なんですね。