オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

効果的な「掘り下げ質問」で、その人らしさを発掘する採用面接

先日、大阪府社会保険労務士会北摂支部研修がありました。

元同じ支部に所属され、現在は西支部の松下直子さんに「より良い人材を採用するための見極め方」をテーマにお話しいただきました。

松下さんは、江崎グリコ株式会社に入社、広報や人事部門で採用・育成を担当されてきました。現在は社会保険労務士、人事コンサルタントとして、全国を飛び回っていらっしゃいますが、ご専門は人材育成。今回の研修では、100名近い社会保険労務士が参加し、採用時の見極め方を学びました。

特に、印象的だったのは、面接官のコミュニケーション・・・質問の「掘り下げ」トレーニングが大事なことを学びました。

効果的に「掘り下げ質問」をすることで、その人となりが見えてくるまで具体的に引き出すスキルは、繰り返しの練習が必要。

「具体的にはどういうこと?」このような質問で、その人らしさを発掘していく。

つまり、面接する側のスキルが問われるのです。

かといって、責め立てるような詰問はいけないのです。

試されているのは、面接側かもしれないな~と思ったりして。

その人の人生の大きな節目になるかもしれない採用の現場では、「その人らしさ」を引き出すために、「その人に興味・関心を持って」深堀質問をする。

 

松下さんがおっしゃった「その人らしさを知るには、今日のこの時間に向き合うことしかない」という言葉が心に響きました。

やっぱり、スゴイ人は凄いことをおっしゃいます。

 

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