オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

責めすぎず、奢らず、塩梅よく

今年もあと数日・・・ふりかえってみると、「さよなら」のシーンが浮かびあがる。

 

転職をし、新たな仕事をスタートさせたとき、私を雇ってくださったK先生が夏に亡くなったことを知った。

K先生は、わたしが退職した後も明確な目標を掲げ、一流の事務所をつくられた。先生の言葉を思い出すときというのは、どうしてわたしは今の道を歩もうとしたのか、その分岐点を思い出したくなるときだ。初心に立ち返りたいとき、歩んできた道を確かめたいとき、これから先の望みを考えたいとき。大切な羅針盤となる言葉の数々を改めて思い出す。

 

年始になると年賀状のやりとりから「今年こそ!」と具体化しようとすると都合が合わず実現できないM先輩。その先輩は職種は同じだけど、会社は違うという関係だった。わたしが転職をするタイミングで、収入が無い状態を見かねてM先輩のお子さんのお世話係というアルバイトを用意してくださるなど、なにしろ他者の困りごとをほおっておけない方だった。パートナーの方からの葉書が年末に届き、今年の年始、先輩と会おうとしてやりとりをした数か月後に亡くなったという内容に言葉がでなかった。何度か調整を試みたが、実現しなかったことが悔やまれる。会いたいときに、会いたい人と、会おうとする、会う・・・大切にしたい。

 

E先生に直接お会いしたことがなかったけれど、間接的にお話を聴ける知り合いが大勢いる方で、最もお会いしたい方のひとりだった。日程調整を試みてきたけれど、実現はかなわず、クリスマス前に召天された。葬儀式でE先生に「こんにちは」と「さよなら」を伝えることができたのは、知らせてくれたKさんのおかげ。E先生とKさんに感謝したい。

 

今年をふりかえると「さよなら」のシーンが真っ先に思い浮かぶが、仕事や日常生活もそれなりにいろいろあった。十分ではなかったと反省モードもあるけれど、やってきたことはある。自分を責めすぎず、奢らず、塩梅よく来年に持ち越したい。

 

今年もありがとうございました。

 

来年もよろしくお願いします。