身近な人とのコミュニケーション、やりとりはとりわけ難しいと感じます。
ちゃんとわたしは言ったよね?
人の話、聞いてなかったの?!
家族や友達、同じチームで仕事をする身近な人にこそ、不満を溜めがち・・・あるあるではないでしょうか。
身近だからこそ、そのような不満をかかえる頻度が増える。段々と人間関係がギクシャクし、こじらせてしまい、どちらにとってもストレスになってしまう。自分らしさも発揮できないだけでなく、相手らしさを受け取る余裕も無くなってしまい、関係性を続けることができなくなって・・・そのような痛みを感じる経験を繰り返し、探し当てたのが「アサーション」でした。
「アサーション」とは「自分も相手も大切にするコミュニケーション」のことですが、「自分も相手も大切にする」という意味の広さと深さに、今もなおハッとすることが多くあります。
こう言えばうまくいく、わかってもらえる、伝わる、というknow-how(やり方)を知りたいところですが、そう簡単にはいかないのがコミュニケーションというやりとりなのでしょう。
相手がいること、相手がこちらの言葉の意味をどのように受け取るかはわからないということ、つまり、「伝えた」≠「伝わった」ということをわかっておくと、少しは心の準備が整うでしょうか。言葉を表現することで、伝えたい意味を届けようとするのですが、その人がその言葉に託した意味を理解するのは簡単ではないようです。あっさりわかった気になることも注意が必要に思います。
そう簡単に人のことはわからないからこそ、根気よく、丁寧に、やりとりを続ける覚悟を持って人との関係を創っていく。自分のことも知らせていく。相手のことも聴いていく。
びっくりするような、相手の一面を知ることで関係が変化し、満たされていくことの可能性をアサーションに感じています。
自分を認めること、相手も認めることからはじまるコミュニケーションを探求する旅は面白そうです。
アサーション・トレーニングを日本でスタートされた平木典子先生が開発した「協働のためのアサーション・トレーニング(CAAT)」が8月、10月に東京・大正大学で開催予定です。
アサーションに流れる、人を人として尊重するという姿勢を土台にした、このプログラムを多くの方にお勧めしたいと思います。
第37回協働のためのアサーション・トレーニング(CAAT)詳細
第38回協働のためのアサーション・トレーニング(CAAT)詳細
