オフィス今岡

「自分らしく生きる」ことを支えるアサーションをテーマに、研修・ワークショップ・執筆を行っています。

亡くなった人も応援してくれている

近畿地方は、2025年6月27日に梅雨が明けました。

蝉が鳴く季節が始まります。

 

ぼんやりしていたのか、忙しかったのか、あっという間に6月も終わりです。

前回の投稿から2カ月空いてしまいました。

 

その間に誕生日があり、嬉しいサプライズプレゼントも受け取りました。

人に囲まれて生きていること、亡くなった人もしっかり記憶の中に存在していることを感じていたとき、資格を取得し、士業のスタートを切った時代にお世話になった先輩(雇用主でもありました)の訃報が届きました。郊外の小さな事務所で開業され、私はその時にお世話になっていましたが、その方は一貫して「一流の事務所をつくる」と志を語っていらっしゃいました。

その志は実現し、大きな事務所をつくられました。そして、多くの後輩の方々が先生の志を継いでいこうとされているお手紙を頂戴し、先生がわたしに伝えてくださったことを一つ一つ思い出しています。

 

亡くなった人が与えてくれた考え方、人との関係の持ち方、進もうとする道筋への後押し、私を大切にしてくれたという記憶は大事に持ち続けたいと思います。

 

ちょっと感傷的かもしれませんが、忘れられない母の記憶で、思い出すと必ず涙する場面があります。ふるさとに帰り、大阪に戻る際の駅での光景・・・見送ってくれた母がポツンとひとり、駅のベンチに座っている姿を特急電車から見つけました。母は私が見えていたとは気づいてなかったと思います。「帰ってしまった」という寂しさが、伝わる光景・・・思い出すと泣けてきて、書きながらまた涙しています。

 

お世話になった先生の訃報から、亡くなった人も自分の人生における応援団のメンバーとして存在し続けてくれているような、そんなことを思う一日です。

そういえば、明日は母の祥月命日です。

 

友人からの誕生日のお祝いとして届いたお花です