新年度が始まり、早ひと月。
連休をはさむと、新社会人の様子が変化するように感じることがある。
年の離れた人と一緒に仕事をしていくうえでの難しさや戸惑い、居心地のよい場所が恋しい感覚、誰もが体験してきたことかもしれないが何とか超えたい一つの節目の時期といってもいい。
そのときに誰と、どのような語り合いをし、どんなことを受けとめていくかが大きく影響するように思う。「何が」あったのか、どんなことを経験したのかに加えて、自分にとってのその経験の意味や感じたことや考えたことを語れるといいなあと思う。
「言葉が現実をつくる」という考え方を知り、言葉のもつ力を知ると、丁寧に言葉を選びたいという気持ちがうまれる。自分が発する言葉が自分に、そして相手に、周囲に与える影響に気づけないことだってあるが、そのやりとりをしていくことを簡単に諦めるわけにもいかないと思う。
人と関係をつくるのは簡単ではない。うまくいくことの方がまれであるといってもいい。困難だからこそ、「ま、いっか」が多くなることだってある。もう少し話してみたら、もう少しその人のことが知れて、違う面も見れるかもしれないのに、その手前で関係づくりを手放してしまう。
アサーションは、人を尊重する考え方を土台にしたスキル・トレーニング。
今や、ハラスメント予防やメンタル対策、リーダーシップトレーニングなど、求められる領域は幅広い。つまり、人との関係のつくりかたを学ぶトレーニングであるが、粘り強さと自己肯定を学べるトレーニングといってもいいかもしれない。
自分を大切にすることとは、相手も大切にすることとは・・・どういうことなのか、第一人者である平木典子先生から学べる機会は貴重な時間になるだろう。
対面を待ち望んでいた方、大阪開催を待ち望んでいた方、アサーションに関心のある方はぜひご検討ください。