3月8日「国際女性デー」は、『女性の権利及び国際平和のための日』として国連が定めた記念日で、これまでの前進を振り返り、変革を呼びかけ、国や社会歴史上すばらしい役割を果たした一般女性たちの勇気と決断を称える日です。
https://www.city.sakai.lg.jp/shisei/jinken/danjokyodosankaku/jigyoannai/womenday/womenday2021.html
3月8日だからではないが、記したい。
女性学のパイオニア、上野千鶴子先生の「女の子はどう生きるか」岩波ジュニア新書は、10代の女の子からの疑問・質問に上野先生が、スパっと答えてくださるスタイルのポケットサイズの本。
読んで、これまで知らなかったこと、モヤモヤしていたことの理由、ワケがわかったことがたくさんあった。
本を読みながら思い出した1つの経験。専門職の男性が体調を崩し、その仕事ができなくなったら、一般職(事務職など)に異動することができたのに、専門職の女性は辞めるしか道はなかった。性別によって扱いが違うのは当たり前、だった。
今はどうだろうか。
「なんかおかしい」という感覚は、社会の一般常識といわれる括りで簡単に鈍くなる。
自分の感覚、選択を信じられるよう・・・自分をあてにできるよう・・・生きていきたい。
そんなことの端っこをこれからを生きる女の子に、わたしも伝えたい。
3月8日によせて